DecisiveARM

ポートフォリオとして素材が置いてある場所。

ワークオブアート・制作中20190116

 

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手が出来ました。
後ろにあるのは油土で作った一次原型です。

この様な複雑な形状のパーツの作り方としては

1、油土で大まかに作ってシルエットを出す。
2、それを見ながらスタイロフォームを削る。

そんな流れです。
スタイロフォームは削るのは楽なのですが、盛り上げるという技法がほぼ使えないのでこの作り方はかなり有効なのではとは思いますが、物が大きいと多量に油土を消費しますので、巨大なパーツではあまり現実的ではありません。

手の制作に戻りますが、油土→スタイロフォームとマテリアルを移行させますので、削り出し・接着で大まかな形にした後、再び掌と指を分解(水につけて木工用ボンドを溶かす)、形を詰めてから爪を付け足して再接着し仕上げています。
スタイロフォーム作業だと、接着→水に晒してパーツ分解→再接着、という反復作業が意外に多いのですよね。
大きな部品を剥がす等は、タライに丸ごと沈めて上から2リットルペットボトルで押さえつけて浮かんでこないようにするとか、そんな状況になります。

 

 

 

 

スタイロフォーム(id:龍焔の機械神)00前